ChatGPT・Gemini・Claudeにビジネス謝罪メールを書かせて比較|納品遅延のお詫びはどれが使える?
この記事は に運営者が実際に検証した内容に基づきます。
取引先へのお詫びメールは、書き慣れていても気をつかうものです。納品が遅れる、トラブルが起きた——そんな場面で「失礼のない文面をすぐ用意したい」とき、生成AIは頼りになります。
ただ、ChatGPT・Gemini・Claudeのどれに頼むかで、返ってくる文面の性格はかなり違います。そこでこの記事では、3つすべてにまったく同じ依頼を投げて、できあがった謝罪メールを並べて比較しました。カタログスペックの話ではなく、実際の画面で得た一次情報です。
検証の条件(公平にするために)
- 検証日: 2026年6月13日
- 使ったプラン/モデル(各社が無料で使える範囲に揃えています)
- ChatGPT: 無料・ログインなしで使える状態
- Gemini: 無料モデル「Flash」
- Claude: 無料相当モデル「Sonnet 4.6」
- 投げた依頼(3つとも同一):
取引先へ、製品の納品が1週間遅れる件の謝罪メールを作成してください。丁寧で誠実な印象になるようにお願いします。
「ビジネス文書としての完成度」と「どこまで気を回してくれるか」が同時に見える、実務でありがちな依頼にしました。
それぞれの結果
ChatGPT の場合
件名は「製品納期遅延のお詫びとご連絡」。本文は、宛先 → 挨拶 → 経緯の説明 → 謝罪 → 今後の対応 → 締めの順で、ビジネスメールの型に沿ってきれいにまとまっていました。
特徴的だったのは、本文の末尾に署名のテンプレート枠まで付けてくれた点です。
―――――――――― / △△株式会社 □□ □□ / TEL:XXX / Mail:XXX ――――――――――
会社名・氏名・電話・メールの欄まで用意されているので、自分の情報を入れればそのまま送れる状態です。さらに最後に「遅延理由が具体的に決まっていれば、文面を調整できます」と追加の提案までありました。
→ 署名まで完備で「コピペして送れる」実務的な完成度。とにかく早く形にしたい人向けでした。
Gemini の場合
件名は「【重要】ご注文製品の納期遅延に関するお詫びとご報告(御社名)」。冒頭に【重要】を付けて、重要度がひと目で伝わるようにしていました。
本文の作りが他の2つと違っていて、
[取引先会社名] [あなたの会社名] [遅延の理由(例:部材の調達遅れ/製造ラインのシステム不具合)]
このように、自分で埋める箇所を [ ] で示した穴埋め式になっていました。しかも遅延理由には「部材の調達遅れ」「製造ラインのシステム不具合」といった具体例まで添えてあるので、何を書けばいいか迷いません。
→ 穴埋め式+理由の具体例で、メール作成に慣れていない人に親切。少し説明的ですが、書き方の型を学びたい人向けでした。
Claude の場合
件名は「製品納品遅延のお詫びについて」。いちばん特徴的だったのは、「丁寧・誠実」と「簡潔・直接的」の2パターンを提示してくれたことです。相手や状況に合わせて、雰囲気の違う文面から選べます。
日付の扱いも丁寧で、「現在の予定納品日(当初予定)」「変更後の納品日(1週間後)」と分けて明示し、遅延理由も例を挙げてくれました。
さらに、回答に「Gmailで送信」ボタンが付いていて、そのまま送信画面につなげられる導線がありました。
→ 2パターン提示で相手に合わせて選べて、Gmail連携で送信まで早い。トーンを自分で選びたい人向けでした。
比較表
| 観点 | ChatGPT | Gemini | Claude |
|---|---|---|---|
| 件名 | 製品納期遅延のお詫びとご連絡 | 【重要】を冒頭に付ける | 製品納品遅延のお詫びについて |
| 文面の作り方 | 型に沿った完成文 | プレースホルダの穴埋め式 | 2パターン(丁寧/簡潔)を提示 |
| 親切な工夫 | 署名テンプレ枠まで完備 | 遅延理由の具体例を例示 | 当初/変更後の納品日を明示 |
| そのまま送れるか | コピペで送れる完成度 | 穴を埋めれば完成 | 選んで埋めれば完成 |
| 送信への導線 | 末尾に調整の追加提案 | なし | Gmailで送信ボタン |
使ってみて分かった、目的別の使い分け
- とにかく早く送りたい → ChatGPT。署名枠まで完備で、埋めればすぐ送れます。
- メールの書き方の型がほしい初心者 → Gemini。穴埋め式+理由の具体例で迷いません。
- トーンを選びたい/そのまま送りたい → Claude。2パターンから選べて、Gmail連携で送信まで早いです。
どれも「納品遅延を誠実にお詫びする」という骨子は同じでしたが、気の回し方の個性がはっきり分かれました。
まとめ
3つとも無料で試せて、謝罪メールのたたき台づくりには十分使えました。ただし、いずれもそのまま送るのではなく、社名・日付・遅延理由を自分の状況に置き換える必要があります。AIが用意するのはあくまで型と文面の下書きで、最終的な内容の確認は人間の仕事です。
今回は1つの依頼での比較なので、依頼の仕方(謝罪・催促・依頼・お礼など)や状況によって得意・不得意は変わります。まずは同じ依頼を自分でも3つに投げてみるのが、自分に合う1つを見つける近道です。
このサイトでは、こうした「実際に書かせて試した」検証を続けていきます。
本記事は2026年6月13日に、運営者が各サービスを実際に操作して検証した内容に基づきます。料金・仕様は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。